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字 幕翻訳者 の戯言 アーカイ ヴ    17          < リスト へ >
濱マイク「31→1の寓話」
 濱マイクシリーズという、極めて昭和 的なアイコンに飾られ ながら非常に90年代的だった映画およびテレビシリーズの、「31→1の寓話」はテレビの方でした。 21世紀になってからつくられたものですが、例えば 1973年くらいまでは60年代という感じだったり、1984年ぐらいまでは70年代っぽかったりした のと同じように、とても90年代的なメンタリティー に従ったドラマで、そこが改めて観て面白かったです。
 「31→1の寓話」というのは「1999年大晦日→2000年元日」という意味で、つまりその瞬間だ け皆大騒ぎした「ミレニアム」の瞬間の話です。すっ かり忘れられてしまった「2000年問題」に絡んだ悲劇が物語りの核になっていて、その風化の速さに、 我ながら愕然としつつもあのときの「20世紀という、戦争とか大地震とか過労死とかカルト宗教による都 市テロリズムとかコギャルとかいう滅茶苦茶なものから、早く逃げたい!」という終末観をすごくドロ〜 ンと思い起こしたのでした。すごい早さで皆、あの陰鬱とした空気を忘れようとしたな、ということを、こ の作品を見て思い出した訳です。やっぱり映像作品は 時代と切り離せないのだなあ、濱マイクのようなかなり現実離れした話であっても。
 作品中には団地が不可思議な「自給自足共同体」と化している、という舞台がでてきて、それもヒッピー 的なものが成熟して腐敗して90年代的な共同体喪失 の空気の中で必死に形を留めようとしているような感じがあって、すごくソソルものがあります。テレビド ラマとしてはすごく敷居値が高いなあ。挑戦的ですよ ね、だからこそ面白い。なかなかこんなテレビ番組はできないでしょう。何となく警視Kのことを思い出し ました。そこのところが昭和的な感覚として見えたのかな。
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