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字 幕翻訳者 の戯言 アーカイ ヴ    42          < リスト へ >
紙屋悦子の青 春    黒木和雄監督
2006年8月公開を待たずに、監督は 亡くなられてしまいま した。いや、字幕の完成も待たず に・・・。素晴らしい映画を撮る人がまた一人減ってしまったなあ、とい思うととても気持ちが沈みます。 さて、この映画はもとが舞台劇なのですが、映画の方も「そんなに舞台っぽくしなくても」と思うくらい舞 台っぽい演出です。それがいいのか悪いのか。確かに 舞台っぽくしない、という方法論もあったはずですが、監督はあえてそうはしなかった。結果として浮き彫 りになるのは、胸にいたいほどの芝居の力。原田知世 が扮する悦子の戦時下における非常時なのにとてつもなく普通のある晩の風景が延々と映し出されて、その 当たり前さの前にあらゆる映画的ギミックがひれ伏 す、というか、もうカットを割ろうがステディカムで寄ろうが、あんなに素晴らしい「人間関係」は描けな いのではないだろうか、と思わせるものがあります。 永瀬正敏の朴訥としたコメディ演技も逸品で、後で訪れる悲劇が余計に心に響きます。 それにしても「らっきょう」は困った。「《敵機は東方に脱去せり》というラジオのアナウンスにかけて、 らっきょうを食べると爆弾に当たらない」とお隣の奥 さんに聞いたというシーン。「らっきょう」って英語でいっても・・・。これはしかし意味を変えてしまっ ても何の役にも立たない。結局苦し紛れに 「cabbage」を食べると「damage」を受けない、というような字幕にしました。「らっきょ う」が何かわからない人には気にならないでしょう、と 信じて。「何の話?」と思った方は、是非、映画をご覧ください。
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