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字 幕翻訳者 の戯言 アーカイ ヴ     69          < リスト へ >
かまち   望月六郎監督
  山田かまち、というユニークな人物 は、若くして死んでしまったが故にその才能があ る種神格化され、同時に若くして死んだが故にその才能が発展途上で止まってしまって固定されている、と いう現象ですよね。

 あれが、あのまま描き続けてい たら、そして詩を読み 続けていたら、と考えると、きっとすさまじいものがあったのだろう、と思わせるモノがある。その割 には受験戦争に邪魔されてしまったりするところが、 1970年代の日本。あんなくだらない勉強をしてるときじゃないだろう・・・と後世の人間が見ると ヤキモキしてしまいます。

 かまちさんの絵はとてもいいで す。技巧に走ったとき にちょっとやり過ぎ、と思うのもありますけど上手だなあ。詩は思春期の世界なのでオッサンの私が読 むとウーン、青いなあ、と。置いてきたものなの で・・・。でもあれだけ湧き出るように詩がでてくるというのは凄い。いや湧き出たのではなくて絞る ように出すのか・・・。

 何にしても、映画にするにあ たってはストレートな伝 記とするかどうかが判断の分かれ道なのですが、望月監督はそうはせず、現代との接点をむしろ大切に しながら現代の方(かまちさんの死後25年後)に重点を おきました。1970年代後半をまじめに再現したら、とても予算のかかる映画になったでしょうね、 実際。かまち少年が憧れた少女が中年女性になっている現 代、というのが面白い視点。そこから受験産業を通してかまちを見る。私は普通に受験しちゃいました が、その是非についてはすごく懐疑的です。受験という ことに多大な時間を費やす子供を見るのが我慢できません。そんなことしてないで生きろ!と怒鳴りた くなります。
 で、映画の「かまち」は「死んじゃだめ、生きなきゃ!」というメッセージ。そう、やることは沢山 あるはずなのです。受験勉強なんかに時間をとられてない で・・・。

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