Dean Shimauchi Translation
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字幕翻訳者 の戯言 アーカイヴ     93          < リストへ >
海峡を渡るバイオリン
 前回のエントリーで書いた「封印された“拉致”海に消えた 真実〜母・寺越友枝 愛の戦い41年〜」と同じく「海峡を渡るバイオリン」もフジテレビの特別番組でした。実話に基づいた話で、世界的バイオリン製作者の陳昌鉉氏の波乱に満ち た半生記です。彼は戦中韓国から日本に渡って来られたのですが、とたんに日本は敗戦、祖国は分断と帰るもままならず、ご苦労の多い人生を歩まれた様子。
 その中でバイオリン作り、というかなり珍しい道に進んで砂利拾いなどをして生計をたてつつバイオリン製作を独学で習得してついに1976年にフィラデル フィアで開かれたThe Violin Society of America主催の弦楽器製作者コンペで金メダルを取ってい国際的な評価を得る、というすごい話でした。で、この番組のクライマックスで描かれる「ペン シルバニア大学で開催された「国際バイオリン・ビオラ・セロ(チェロ)製作者コンクール」というのが、ググッてもググッても見つからない・・・。テキトー に「International Competition for the Violin, Viola and Cello Makers」とか言う訳にもいかず。
 大体「1976年にフィラデルフィア大学で開催された」というのも見つけられない。ウーンと悩みながらかなり時間をかけてたどりついたのが、この 「The Violin Society Of America」で1976年に確かにフィラデルフィアでコンペを開いている。が、その中で陳昌鉉さんの名前がどれなのかわからない。過去の受賞者として 列挙されていたの は:
Gold Medal, Violin Workmanship
Wade Childress
Roland Feller
Chang Heyern Jin
Soroku Murata
Otto Schenk
 この後、「violine tone」部門とか「viola workmanship」部門とか続き、ホオ、日本の人もいるじゃん、と思いながら見ていくと、「Chang Heyern Jin」さんが何度も出てくる。でもそれが「陳昌鉉」なのかどうかがなかなか確信が掴めず、弱りました。
今だとググるとすぐに「陳昌鉉 Jin Chang Heryern」と出てくるのですが、翻訳した数年前はなかったなあ。ちなみに一般的には「Jin Chang hyeon」と綴るみたいですね。「フィラデルフィア大学」ってのが謎に輪をかけてまして、大学ではそのような催しをおこなった記録がない。で、頭をかか えた挙句、結局「The Violin Society of America」の方に連絡をとって、76年のコンペはどこでやったのか伺いました。大学の近くのホリデーインでやった、という回答が当時のことを知るソ サエティの偉い人から来ました。それで「 Chang Heyern Jin」が「陳昌鉉」かどうかの確証もとれました。ああ、よかった。
まあ、なんにしても陳昌鉉役の草g剛さんやお母さん役の田中裕子(すごくいい!)、オダギリジョーの好演で、見ごたえがあるドラマでした。
 その好演と情感豊かな演出が評価されたか、ソウルドラマアワーズ2006、最優秀賞(短編作品部門)を受賞しました。
 ソウルドラマアワーズといえば「のだめ」も賞を沢山貰ってましたが、当事務所で字幕翻訳をやらせていただいたテレビ番組は実は結構いろんな国際テレビ賞 をとったり、最終選考に残ったりしてるのでした。調べないとわからないので、実は全貌はわからないのですが・・・。
どのような番組がどのような賞をとったかは、コチラをどうぞ。  
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