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字幕翻訳者 の戯言 アーカイヴ     104          < リストへ >
ゲゲゲの鬼太郎・千年呪い歌
 これを書いている今、ちょうど2008年ロカルノ国際映画 祭がもうすぐ終わりというときです。ロカルノは日本映画贔屓のラインナップで有名ですが、今年はなんと「Ici & Ailleurs」部門で「ゲゲゲの鬼太郎」+「ゲゲゲの鬼太郎・千年呪い歌」おまけにアニメの鬼太郎まで!面白いことになっています。

 ウェンツ瑛士主演の「ゲゲゲの鬼太郎」と「千年呪い歌」は両方とも当事務所で英語字幕翻訳をやりましたので、揃ってロカルノはちょっと楽しい快挙です。
 さて公開中の「千年呪い歌」は、バラエティっぽかった前作とはガラリ変わったドラマチックな映画です。最初に脚本を読んだときに、気合を感じてちょっと 「ヨッシャア」と思ったのでした。
 もともと鬼太郎マンガの楽しみは、ノホホンとした鬼太郎が一話完結で妖怪と戦う話に加えてたまに登場するデラックス版連載。吸血鬼エリートとか、大海獣 とかバックベアードが出てくる話に、男の子は燃えたわけです。今度の「千年呪い歌」も、そのデラックス前中後編連載の時みたいな話の大きさと妖怪の数で、 燃えた昔を思い出させてくれます。前作では隠されていた「片目である鬼太郎」とか「墓から這い出して産まれた鬼太郎」とかいったダークな部分が、今回は触 れられていて嬉しい展開。これもアニメ化された「墓場鬼太郎」の人気によるものだろうか。
 「墓場鬼太郎」は貸本時代の「ゲゲゲ」の原型ともいえる怪奇話集で、鬼太郎の性格が日和見的でネズミ男に近かったりして面白い。昭和30年代という「三 丁目の夕日」な時代背景の闇を軽やかに蠢く鬼太郎と親父、ネズミ男やネコさんの話は、大真面目に映像化すれば「裏三丁目の夕日」になりうる時代性を持って います。だれかやらないかなあ。アニメが凄かったからいいか。

 さて「千年呪い歌」には鬼太郎文庫本の解説を書いたりして鬼太郎ファンぶりを明かしている佐野史郎が、オモシロイ役で登場してます。彼、「20世紀少 年」にも出てるし、変幻自在ですね。イタリア国境に近いスイスの町ロカルノで、鬼太郎はどのように受け入れられたのでしょうか。結構ウケたと思うのです よ、ひいき目に見ても。なにしろVariety Japanによると、前作は43国で配給権が決まっているそうですから。
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