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字幕翻訳者 の戯言 アーカイヴ     131          < リストへ >
「カケラ」
  二人の若い女性の、繊細で微妙な友人以上恋人未満みたいな、フワッと軽くて同時にズシッと重い関係。

 しかも監督も若い女性。

 こういう映画がくると、中年男性としては結構不安になったりするわけです「わかるかな?」と。

 でも、この映画に限ってはそのような心配は杞憂でした。「若い」とか「女性」とかそういったことだけに縛られていない、もっと広い人間の存在そのものに 関する広がりを持っているからで、だからオッサンも大丈夫、でした、フゥ。

 非常に日常的な部分ととても象徴的な部分と、それから超日常というかデヴィッド・リンチみたいな「心象風景の部屋」みたいなものもでてくる盛りだくさ ん。

 性差、支配性、従属性、承認欲求、存在的不安、自己保身的攻撃、自己保身的優しさ、自己犠牲的献身、自己実現的献身、欠落と補完、自己完結とか自己解 放、他者解放・・・い ろんな現象を透かし見ながら動物としての人間とか流動的である関係性とか、好きな人と一緒にいることの孤独とか閉塞感とか幸福感とか、普遍的なものを扱っ ていきます。

 だから、主人公が若い女性でもちゃんと自分につながるものが見つけられるのでありました。

 ロンドンが誇るレインダンス[雨乞踊り]映画祭でプレミア、その後映画祭を回って日本ロンドン同時公開に至ったこの意欲作、若い心と体が急に成熟して悟 りを開いたりしないのと同様、すべての問いに答を出さずにアンビヴァラントに幕をひきますが、そこがとてもいいですね。簡単な答なんか無い!

 大事な認識だと思います。

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