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字幕翻訳者 の戯言 アーカイヴ     150          < リストへ >
GANTZ PERFECT ANSWER
 原作ものは原作の持つイメージとのギャップだの何だのと色々な制作上のハードルがあるわけです が、GANTZはアイドル映画として捉えれば何の違和感もないというわけで、前のエントリーで散々「GANTZはアイドル映画だ」と書きましたが、まあそ うするとSPACE BATTLESHIP ヤマトもアイドル映画だということでいいだろう、と。それも加山雄三とかそういったものに近い形で。映画以外の媒体で人気のある人が映画をやるぞ!という のは全部アイドル映画の系列に入れてもいいのではないでしょうかね。当然、美空ひばりも。それを言ったら笠置シヅ子も。女番長野良猫ロックなんかもある種 のアイドル映画。ピンクレディの活動大写真とかDocumentary of AKB48とかゴダイゴのマジック・ カプセルはちょっと違う形の・・・あれはMTV以前に存在したMTVの雛形みたいなものと、それを発展させたものなのだろうか。まあビートルズ映画の延長 ですよね。ザ・スパイダースのゴー・ゴー・向こう見ず作戦とか。チェッカーズのTANTANたぬきとかも混ぜたら凄いことになるだろう・・・。ドリフの映 画とかコント55号はジェリー・ルイスとディーン・マーティンの方か。カイリー・ミノーグが出ているからと言ってストリートファイターはアイドル映画? ジェニファー・ロペスが出ているアナコンダは?岸和田少年愚連隊もある意味アイドル映画?翔べイカロスの翼は・・・かなり違う?オリビア・ニュートン・ ジョンのグリースは完全にアイドル映画でしたね。まあともかく、そんなわけでヤッターマンも立派にアイド ル映画でしたし、このGANTZ二部作もしっかりアイドル映画です。映画とそれを取り巻く媒体の 興味深い共生関係という意味で、一度網羅的に調べたいですね、アイドル映画。昭和4年の不壊の真珠の主題歌を四家文子が歌う、とかきっとク ロスメディア戦略の始まりの一例なのか。いつか時間があったら掘り下げてみたいです。そういえば「愛のむきだし」も、AAAの西島くんとFolderの満 島さんのアイドル映画、とは言えないんですが、東京フィルメックス上映の時はしっかりそういうファンが大勢居たと聞きます。立派にアイドル映画として成立 してたんですね。
 さて、原作の奥浩哉氏はSF系の記号をGANTZの中にふんだんに散りばめており「一つで充分ですよ」なんていうのは言うに及ばず、宇宙人同士がちゃぶ 台挟んで正座するウルトラセブン的な世界観とか色々楽しいわけです。その中でXガンと呼ばれるGANTZに選ばれた人(死人?)が与えられる武器は物質が 飛び出して物理的衝撃で的を破壊するのではなく、当たった部分に作用して内側から破壊する、というようなもの。これはブレードランナーでデッカード刑事が 使っていた銃を思い出しましたね。最終的には「ただの銃」みたいになっていたブラスターですが、最初は「当たった部分が内破する」という変わった 銃器にしたかったとダグラス・トランブルがインタビューで答えてます。原作者はそんな事も知っていたのだろうか・・・。「一つで充分ですよ」の台詞 に"One's enough"って英語字幕つけられるのかな、と期待していたら、映画の方はそういう台詞なかったですね。
 そういった細かいことは置いておいて、GANTZ: PERFEC ANSWERの見所は刀と銃のアクション。下村さんが凄まじい仕事をされております。そして衝撃のラスト。脳内の話なの?というのは昔のSFみたいで楽し いですね。まあ世界系アイドル映 画としての落ちのつけかたなんでしょうが、こういう締めくくり方は楽しいですよ。でも、電池切れたらどうするんだろ。タエちゃんとクロノ君の純愛に集中し ておれば、そんな野暮なことはどうでもいい事なのです。

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