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字幕翻訳者 の戯言 アーカイヴ     152          < リストへ >
忍たま乱太郎
 今年も「愛と誠」でカンヌ入りを果たした三池監督。昨年その三池監督の映画の字幕の話が来た! と思ったら「一命」じゃなくて「忍たま乱太郎」・・・。でもいいのです、乱太郎は馴染みもあるし、ヤッターマンでの三池監督の手腕を見て 、テレビアニメ的演出の地平をどう広げてくれるのか、大いに見ものだったので 。
 で、結果は皆さんご存知のとおり・・・すごいものでした。もう誰が演じているのかもわからないような特殊メイク!皆同じ服を着てるのでなお更見分けがつ けにくい上に、人数が多い、多い、多い!これはアニメそのままですね。それを正直に映像化。頭の大きいお頭が「ハッハッハ!」と高笑い、後ろに反ってその まま倒れるとか・・・学園長がかっこよく決めるといつもウンチの上に降り立つとか、屋根の上で忍んでいる忍者の尻に竹やりが刺さって、下でまた別のものが 刺さるとか、もうお話はどうでもいいや!って感じです。
 ノリはテレビアニメと同じ。子供が小さい時毎晩見てたので、私もチラチラ見ていたか背中で見ていたかどっちかで数年を過ごしたので、あのリズムが完全に 頭に刻み込まれているわけです。だから劇場実写版がいかに「そのまんまのリズム」かというのが、よくわかります。誰が脚本を書いたんだろ、と思うと何と浦 沢義雄さん・・・テレビアニメと同じ人。普通実写に際してそれらしく書くのではないかと思われますが、浦沢さん、まったくそのまんま。これは「テレビと同 じにしてね」というリクエストがあったからなのか。ギャグがあってキャラがこけるリズムもそのまんま 。これは、すごいことだと思いますよ。乱太郎君が一番印象が薄いところも、テレビアニメと同じ・・・。他が濃すぎるということでしょうかね。
 で、こういうのは外国のお客さんどうなんだろう、と思っていたらニューヨーク・アジア映画 祭のマスコミ試写では「話は追えなくてもずっと笑い声」ということだったと聞き、それが正しい見方だなと納得した次第でした。固定ファン、しかも子供が一 番大事なお客さんである場合、原作を使ってその先を描く、という冒険はしないのが吉。いや、充分冒険なのか、あの凄まじい画面作り・・・。なお、あの奇怪 なメイクを見て私は「ディック・トレーシー」を思い出しましたね。「ああ、あれは、こういうことだったのか」という感じです。それから、さすがにヘムヘム は後脚で立たなかったですね。
 そういえば、先月(2012年6月)の上海 国際映画祭でかかってましたね。シッチェスだのノイシャテルだのプチョンだの、結構いろんな映画祭を回っているのですよ。
 人気の忍たま乱太郎でした。

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